Huawei独自OS「Harmony 2.0」搭載新商品がついに発表

Harmony 2.0 logo Huawei

6月2日にHuaweiが独自OS Harmony 2.0の機能や搭載機であるスマートフォンHUAWEI Mate 40シリーズ、タブレットMate X2、スマートウォッチHUAWEI WATCH 3シリーズなどについて発表会が行われました。この他に中国国内のスマートフォン、タブレットなど百機種ほどが随時使用可能となる予定です。

Harmony 2.0最大の特徴は他機との連携

これから来る5Gの時代に備えてHuaweiは“万物互联”(あらゆるモノと結合する)の戦略のもと、他のスマート機器との連携に重点を置いて設計しています。すべての操作が同一の設備で行っている感覚を実現させると公言しています、例えばスマートフォンアプリでタスクリストや買い物リストなどを編集して、そのままスマートウォッチに飛ばして、外出時に携帯を確認しなくてもスマートウォッチで確認することができる高度の連携を行えるようにしています。

ホーム画面でスワイプするとウィジエットが表示される

ウィジエットとは、アプリを開くことなくホーム画面上に表示させるショートカット機能の事です。ホーム画面でアプリアイコンをスワイプすることでカレンダーで予定を確認したり、音楽プレーヤーを簡単に操作ができます。またそのウィジェットはリアルタイムに情報を取得することが可能で、アプリをローディング時間が少なくなって作業効率がアップしますね。

長い期間使った際の速度低下を軽減する

ファイルの断片化を自動で軽減するファイルシステムを採用することにより、長い期間使用後でもストレージ速度低下を軽減します。ほぼ同じ条件でiOSと比較した場合、iOSが初期状態から最大75%の速度低下に対して、Harmony 2.0では4.8%の低下に抑えています。また公式は36か月使用してもほぼ新機種と同じ速度で動作すると発表しています。

高負荷のゲームを高リフレッシュレートでプレイした時のバッテリー持続時間の向上

同社製スマホ「Mate 40 Pro」で「PUPG」をリフレッシュレート90Hzでプレイした際にAndroid(EMUI 11)では4.7時間なのに対してHarmonyOS 2.0では5.1時間とバッテリーの駆動時間を伸ばしています。

このようにHarmonyOS 2.0は後発のOSってこともあり、基本的な部分は網羅しており、今まで使いにくかった機能をパワーアップさせています。またこれから来る5Gの時代に合わせてスマートウォッチ、タブレット、テレビなどとの連携を強化しました。

今回は残念ながらまだ日本では使うことができません、まだ実際に触っていないので何とも言えないのですが、携帯の第三のOSになることを期待しながら楽しみにしています。

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